ネットショップ作成サービスの代表格といえば「BASE(ベイス)」と「STORES(ストアーズ)」の2つがあります。どちらも初期費用・月額無料で、カンタンに自分だけのネットショップが開設できます。
使える機能は多彩で、両者とも使えるもの、一方しか使えないものがあります。細かい違いも無数にあります。正直、比較をしようと思うと、きりがないくらいです。
では、「BASE」と「STORES」のどちらかでネットショップを作るとしたら、どちらを選ぶべきなのでしょうか?今回は、様々な観点から徹底的に比較してみました。ぜひネットショップ作成サービス選びに役立ててください。
https://liberalwoods.com/net-shopping/
https://liberalwoods.com/ec1/
BASEとは
BASEは、初心者でも簡単にネットショップが作成できるサービスです。
初期費用・月額費用どちらも0円で利用することができ、デザインも自由自在に変更することができるのが魅力のサービスです。
どんなサービスなのか気になる方は、無料でアカウントを作ることができるのでまずは登録してみるのがおすすめです。
STORESとは
STORESもBASEと同様に初心者でも簡単にネットショップを作ることができるサービスです。
無料プランが用意されていて、初期費用・月額費用0円からネットショップを作ることができ、多くの人が利用しています。こちらも無料でアカウントを作成することができるので、一度登録してみるのがおすすめです。
BASEとSTORESの手数料の比較
手数料は、ネットショップで商品が売れた時に発生する費用です。手数料が低ければ低いほど、売上金額に対してもらえる金額が増えるので利益を増やしたければ手数料が低いサービスを使った方がお得です。
手数料には販売手数料と決済手数料に分かれています。それぞれ下記のような手数料となっています。販売手数料商品が売れた時にサービス側に支払う手数料決済手数料商品の決済を行う時に決済代行業者に支払う手数料
「手数料0円」と謳っているサービスが多いですが、実際には決済手数料は発生してしまうため、販売手数料と決済手数料が安いサービスを選ぶことが大切です。
販売手数料 | 決済手数料 | |
---|---|---|
BASE | 3% | 3%+40円 |
STORES | 0円 | 3.6%〜5% |
上記の通り、BASEは6.6%+40円が発生してしまうのに対して、STORESはフリープランでは5%、スタンダードプランでは3.6%なので、手数料についてはSTORESの方がお得であると言えます。STORES公式サイト
BASEとSTORESの決済手段の種類の比較
決済手段は、クレジットカード支払いやコンビニ払いなど決済に使える決済方法のことを言います。
決済手段として最も代表的なものはクレジットカード支払いですが、最近ではその他の決済手段の利用も増えてきていて、より多くの決済手段を提供しておくと、より多くの人に商品を購入してもらうことが期待できます。
代表的な決済手段は下記のとおりです。
- クレジットカード決済
- コンビニ決済
- 代金引換
- 銀行振込
- キャリア決済
- PayPal
- Amazon Pay
- 楽天ペイ
クレジットカード決済、コンビニ決済、代金引換あたりは利用したことがある方も多いのではないでしょうか。
キャリア決済は、携帯電話の料金と一緒に利用することができるので、一定数の人が利用している決済手段なので、できれば対応しておきたい所です。
オンライン決済では有名なPayPalや、最近利用者数を伸ばしてきているAmazon Payや楽天ペイはできれば対応しておきたい所ですね。
BASEとSTORESの対応状況は、下記の通りです。
BASE | STORES | |
---|---|---|
クレジットカード決済 | ◯ | ◯ |
コンビニ決済 | ◯ | ◯ |
代金引換 | ✕ | ◯ |
銀行振込 | ◯ | ◯ |
キャリア決済 | ◯ | ◯ |
PayPal | ✕ | ◯ |
Amazon Pay | ✕ | ◯ |
楽天ペイ | ✕ | ◯ |
BASEが代金引換を利用することができないのに対し、STORESは代金引換を利用することが可能です。さらに、現在はAmazon Payや楽天ペイにも対応しており、STORESは最新の決済手段に対応しています。
決済手段で見ると、STORESの方が多くの決済手段を利用することが可能なのでおすすめですね。STORES公式サイト
BASEとSTORESのデザインの比較
デザインは売上を大きく左右する要素の一つです。扱っている商品や、ターゲットとなる客層に合わせたデザインのネットショップにすることで、売上げアップを狙うことができます。
BASEとSTORESのどちらも多くのテンプレートが用意されているので、好みのものを選ぶだけで簡単にデザインを変更することができます。
BASEとSTORESの無料で利用できるテンプレート数は、下記の通りです。
BASE | 11種類(有料テンプレート27種類) |
---|---|
STORES | 48種類 |
STORESはフリープラン、スタンダードプランのどちらも48種類のデザインテンプレートを利用することができます。
BASEも有料テンプレートを含めると38種類ですが、無料テンプレートは11種類のみとなっています。ただし、BASEにはHTML編集機能があるので、コーディングができる人であれば自由自在にカスタマイズすることができます。
テンプレートを使っておしゃれなネットショップを作りたい人はSTORES、自分でカスタマイズしたい人はBASE、という選び方をすると、ご自身に合うのがどちらか分かると思います。STORES公式サイトBASE公式サイト
BASEとSTORESの月額費用の比較
月額費用とは、商品が売れているかどうかに関わらず、ネットショップの公開に必要な費用です。ネットショップを作りたての頃は、あまり売上も高くないので月額費用が発生してしまうと利益に大きく影響してしまいます。
BASEとSTORESの月額費用の比較は下記の通りです。
BASEの月額費用
BASEは有料プランがないため、月額費用は基本的に無料です。
しかし、機能拡張や追加が行えるAppsという機能があり、Appsの中には有料のものも存在しているため、それらを利用すると月額費用が発生してしまいます。
BASEの有料Appsには下記のようなものがあります。
- BASEロゴ非表示:500円
- 不正決済保証:980円〜
- 振込申請プラス:980円
BASEロゴ非表示画面右上に表示されるBASEのロゴを非表示にすることができる機能です。本格的なネットショップを作りたい場合、BASEのロゴが表示されてしまうとブランディングへの影響や、信頼度の低下などの理由からBASEロゴ非表示のAppsを追加することをおすすめします。不正決済保証クレジットカードが不正利用された場合に売上の入金を補償してくれるサービスです。単価が高い商品などを扱う場合は、不正利用による損失が大きくなってしまうため加入しておいた方がいいでしょう。振込申請プラス売上金の「早期振込サービス」や定期的な自動振込が可能な「定期振込サービス」が使えるようになります。振込申請から入金までの期間を短縮することができるので、売上が確定してすぐ振り込んでもらうことができ、資金のやり繰りが行いやすくなるというメリットがあります。BASE公式サイト
STORESの月額費用
STORESはフリープランとスタンダードプランの2種類のプランがあり、スタンダードプランに加入する場合は月額1,980円の料金が発生します。
フリープランとスタンダードプランの違いは下記のようになっています。
フリープラン | スタンダードプラン | |
---|---|---|
月額費用 | 0円 | 1,980円(税別) |
初期費用 | 0円 | 0円 |
決済手数料 | 5% | 3.6% |
アイテム登録数 | 無制限 | 無制限 |
アイテム写真枚数 | 15枚 | 15枚 |
代引き | ✕ | ◯ |
Amazon Pay | ✕ | ◯ |
決算手段カスタマイズ | ✕ | ◯ |
アクセス解析 | ✕ | ◯ |
独自ドメイン | ✕ | ◯ |
STORESロゴ非表示 | ✕ | ◯ |
2019年7月の大幅リニューアルでフリープランでもアイテム登録数が無制限となり、フリープランでも十分ネットショップを提供することが可能になりました。
しかし、スタンダードプランにすることで独自ドメインの設定やSTORESロゴの非表示、決算手段のカスタマイズなどが可能になるので、本格的にネットショップを運営したい方はスタンダードプランを選ぶのがおすすめです。STORES公式サイト
BASEとSTORESの振込手数料の比較
振込手数料とは、売上金額を実際に受け取る時にかかってしまう費用です。振込手数料が高いと、こまめに振込をする場合に手数料がかさんでしまうので、なるべく振込手数料が低いサービスを利用した方が受け取ることができる金額が多くなります。
BASEとSTORESの振込手数料は下記のようになっています。
BASE | 250円 |
---|---|
STORES | 250円 |
BASEもSTORESも同額の250円が振込手数料となっています。
ただし、BASEは振込金額が2万円未満の場合に500円の事務手数料が発生してしまうので注意が必要です。わずかな差とはいえ、STORESの方が振込手数料を安く抑えることができます。少額でも頻繁に振込申請したい場合は、STORESを利用した方がよさそうですね。STORES公式サイト
BASEとSTORESの入金サイクルの比較
入金サイクルとは、実際に売上が発生してから売上金が振り込まれるサイクルのことです。入金サイクルが長いと、売上が発生してから売上金が振り込まれるまで時間がかかってしまうため、資金繰りに気をつけなければなりません。
余裕があれば問題ないかもしれませんが、できるだけ入金サイクルが短いサービスを選んだ方が安心して利用することができます。
BASEとSTORESの入金サイクルは下記のようになっています。
BASE | 振込申請から10営業日 |
---|---|
STORES | 月末締め、翌月末払い |
BASEは自分の好きなタイミングで振込申請ができるのに対し、STORESは決まったタイミングでの振込となっています。入金サイクルもBASEの方が早いので、ここはBASEの方が優れていますね。
BASEの入金サイクルを短縮するオプション
BASEでは「振込申請プラス」というオプションが用意されていて、月額980円の費用が発生してしまいますが、下記のサービスを受けることができます。早期振込サービス振込申請から最短1営業日で売上金を振り込んでもらうことができる定期振込サービス月最大6回の締め日の最短1営業日後に自動的に振り込んでもらうことができる
早期振込サービス、定期振込サービスのいずれも通常10営業日の入金サイクルを大幅に短縮することができるので、早く売上金を振り込んでもらいたいという方にはとてもおすすめのサービスです。
STORESの入金サイクルを短縮するオプション
STORESでは「スピードキャッシュ」というサービスが提供されています。スピードキャッシュは翌日振込手数料が3.5%かかってしまいますが、申請の翌日に売上金を振り込んでもらうことができます。
3.5%の手数料は少し痛いですが、それでも申請してすぐに売上金を入金してもらうことができるので、急にお金が必要になった場合などには便利なサービスですね。
BASEとSTORESのドメインの違い
独自ドメインはネットショップのURLのことで、独自ドメインを使用しない場合は下記のようなURLがネットショップのURLとなります。BASEで独自ドメインを使用しない場合のURL
- https://◯◯◯.thebase.in
- https://◯◯◯.shopselect.net
- https://◯◯◯.base.ec
- https://◯◯◯.theshop.jp
- https://◯◯◯.handcrafted.jp
- https://◯◯◯.fashionstore.jp
- https://◯◯◯.buyshop.jp
- https://◯◯◯.supersale.jp
- https://◯◯◯.official.ec
- https://◯◯◯.kawaiishop.jp
「◯◯◯」には任意の文字列を使用することが可能です。いずれもネットショップに合ったドメインを利用することができますが、本格的なネットショップを作りたい場合は独自ドメインで運営したい所ですね。
次に、STORESで利用可能なURLは下記の通りです。STORESで独自ドメインを使用しない場合のURLhttps://◯◯◯.stores.jp
上記のように、STORESで作ったネットショップであることがお客様にはっきりと分かってしまいます。STORESであれば知名度も高く、URLのせいで信頼されなくなるようなことはありませんが、BASEと同様に本格的なネットショップを作りたい場合は独自ドメインを使用することが望ましいです。
BASEで独自ドメインを使用する場合
BASEで独自ドメインのネットショップを公開する場合のメリット、デメリットには下記のようなものがあります。
サブドメイン形式のドメインしか設定できない
例えば、「w-make.net」というドメインを使ってネットショップを作りたい場合、BASEはそのままでは使用することができません。
例えば「www.w-make.net」のようにドメインの前に文字列が入ったサブドメイン形式のドメインのみ設定することが可能です。
外部のドメイン取得サービスでドメインを取得しないといけない
BASEで独自ドメインのネットショップを公開する場合、ドメインは外部サービスで取得しなければなりません。
お名前.comやムームードメインといったドメイン取得サービスを使ってドメインを取得する必要があります。
STORESで独自ドメインを使用する場合
STORESで独自ドメインのネットショップを公開する場合のメリット、デメリットには下記のようなものがあります。
無料でドメインを取得することができる
STORESのスタンダードプランに加入していれば、無料で独自ドメインを取得することができます。STORESで取得可能なドメインは下記の通りです。
- ◯◯◯.com
- ◯◯◯.net
- ◯◯◯.shop
.comと.netはメジャーなドメインですし、.shopはネットショップにぴったりのドメインなのでこれらが利用できれば困ることはないでしょう。
通常、ドメインの取得には数百円〜数千円/年かかってしまうので、独自ドメインを無料で取得することができるというのは大きなメリットです。
外部で取得したドメインは使用することができない
BASEは外部でドメインを取得する必要があるとご説明しましたが、STORESは反対に外部で取得したドメインを使用することができず、STORESで取得したドメインのみ使用することができます。
そのため、すでに取得済みのドメインやサブドメイン形式のドメインを使用することができないのでご注意ください。
すでにドメインを取得済みで、独自ドメインを使ってネットショップを開きたいという場合にはSTORES以外のネットショップ作成サービスを選んだ方がいいでしょう。
BASEとSTORESのSSL対応の比較
SSL対応というのは、URLが「https://」から始まるURLで始まるWebサイトのことであり、SSL対応していることによってセキュリティを高めることができます。
ネットショップはクレジットカード情報などを入力するため、一般的なWebサイトよりもセキュリティ面はしっかりと考えなければならず、SSL対応しているかどうかはとても重要なポイントとなります。
BASEとSTORESのSSL対応状況は下記の通りです。
SSL対応 | |
---|---|
BASE | ◯ |
STORES | ◯ |
BASEもSTORESも2017年から独自ドメインの場合にもSSL対応することが可能になり、安心してネットショップを運営することができるようになりました。
SSL対応の観点では、どちらのサービスも問題なく利用することができます。
BASEとSTORESの機能の比較
BASEはApps、STORESはアドオンによって様々な機能拡張を行えるようになります。
BASEのおすすめApps
BASEはAppsというものを追加することによって、機能を拡張することができます。BASEで人気のAppsには下記のようなものがあります。メッセージお客様とのやりとりを全て管理画面で行うことができます。メールでのやり取りは返信をつい忘れてしまったり、他のメールに埋もれてしまったりする心配がありますが、管理画面ですべて管理することができるので、うっかり忘れてしまうなんてことを防ぐことができます。送料詳細設定商品ごとの配送手段を手軽に設定することができます。送料を一括で設定するのではなく、商品ごとに設定することでよりお客様に親切なサービスを提供することが可能です。レビューお客様が商品のレビューを行うことができるようになります。実際に購入した人の声を掲載することによって、購入を検討している人の後押しになったり、安心して購入することができるので売上アップに期待することができます。Tシャツ作成、スマホケース作成デザインをアップロードするだけでTシャツやスマホケースなどのアイテムを販売することができるようになります。在庫を抱える必要もないので、リスクを抑えて商品を販売することができます。Instagram販売Instagramの投稿にショップへのリンクをタグ付けすることにより、Instagramを通して商品を販売できるようになります。Instagramを活用したネットショップの数が増えてきていて、売上を大きく伸ばしたければInstagramの活用が一番の近道かもしれません。
BASEでのみ利用することができる機能
BASEで提供されていて、STORESで提供されていない機能には下記のようなものがあります。
オリジナルグッズの販売
BASEでは、Tシャツやスマホケースなど、デザインをアップロードするだけで販売することができます。それぞれ原価は支払わなければなりませんが、在庫を抱える必要がないのでリスクを抑えて商品を販売することができます。
自分でTシャツやスマホケースを作る場合は、1個だけ生産するようなことが難しく、まとまった数量をまとめて生産しなければならないので、制作に費用がかかってしまいますが、BASEでTシャツやスマホケースを販売する場合は1つから販売することが可能なので、費用を抑えることができるというのもメリットの一つですね。
また、pixivFACTORYやCanvathといった外部のオリジナルグッズ作成サービスと連携することができるので、Tシャツやスマホケースに限らず様々な商品を販売することが可能です。
BASE Mag.に商品を掲載することができる
BASEは、「BASE Mag.」というブログメディアを持っていて、BASEでネットショップを運営しているショップ運営者がブログ形式で様々な情報発信を行っています。
掲載には審査が必要になりますが、掲載されて多くのユーザーにブログが読まれれば、そこから商品購入に繋げることができるので売上アップに期待できます。BASE Mag.
STORESのおすすめアドオン
STORESはアドオンというものを追加していくことにより、機能を拡張したり追加していくことができます。STORESの人気アドオンには下記のようなものがあります。トップページ通常のトップページとは違い、様々な情報を掲載したトップページを作ることができます。トップページをカスタマイズすることにより、お客様に伝えたい情報をしっかりと伝えることができます。シール注目のアイテムをアピールするためのシールを貼ることができます。おすすめ商品やセール商品、新着商品などにシールを貼ることでお客様に興味を持ってもらうことができ、売上アップにつながります。ニュースストアからのお知らせページを作成することができます。こちらも同様に、お客様に伝えたい情報をしっかりと伝えることができ、色々な場面で活躍するアドオンです。告知ボードストアを開いたタイミングで告知ボードが表示され、大事な情報をアピールすることができます。送料詳細設定発送手段を自由に作成し、より詳細な送料設定をすることができます。Instagram連携Instagramの投稿にショップへのリンクをタグ付けすることができるようになり、Instagramを通してアイテムの販売ができるようになります。
お客様に様々な情報を伝えるためのアドオンであったり、商品をアピールするためのアドオンが多くの人に利用されています。Instagram連携も可能であればぜひ取り入れたいアドオンですね。
STORESでのみ利用することができる機能
STORESでのみ提供されている機能には下記のようなものがあります。
WEARとの連携
STORESはファッションコーディネートアプリ「WEAR」と連携することができ、WEARで登録したアイテムをSTORESで作ったネットショップで販売することができるようになります。
WEARは、ファッション系のアプリではとても人気が高く、多くの利用者がいるためWEARで知名度を上げることによってネットショップの売上につなげることができます。
ファッション関連商品やアクセサリなどを扱っているネットショップであれば、WEAR連携が使えるSTORESを利用した方が売上を伸ばせる可能性が高まります。
BASEとSTORESの商品登録の比較
BASEで商品登録時に設定可能な情報は下記の通りです。
- 商品名
- 価格
- 商品説明
- 在庫数
- 商品画像
- 公開状態
- 表示順
STORESで商品登録時に設定可能な情報は下記の通りです。
- アイテム画像
- アイテム名
- 価格
- 割引率
- 公開ステータス
- アイテム紹介
- ハッシュタグ
- 在庫数
- カテゴリー
STORESでは、BASEには無い割引率とハッシュタグを設定することができます。
割引率は、セール商品などを販売する場合にどのくらい割引されている商品であるのかをお客様に伝えることができるため、お得感を演出することができ、商品購入に繋げやすくなるというメリットがあります。
また、ハッシュタグは10個まで設定することができ、ユーザーがハッシュタグから商品を検索することができるので、自身のショップにアクセスしていないユーザーにも商品を見てもらうことができるので、販路拡大の手段として活用することができます。
結局どっちがおすすめ?
BASEもSTORESも、どちらも初心者が初めてネットショップを作るのに最適なサービスです。
悩んだらどちらも登録してみよう
BASEもSTORESも、月額費用無料で利用することができるので一度アカウントを作成して管理画面やショップのデザインなどを自分でチェックしてみるのがおすすめです。
細かな違いが運営者にとっては大きな違いだったりするので、しっくりくる方を選んでおけば後で後悔する可能性を減らせるのではないでしょうか。
ネットショップのデザインを変更して、いくつか商品を登録する流れを試してみると、それぞれのサービスの使いやすさを体験する事ができると思います。STORES公式サイトBASE公式サイト
手数料率を抑えたければSTORESがおすすめ
BASEの手数料率が6%+40円であるのに対し、STORESのスタンダードプランであればたった3.6%しか手数料がかかりません。ネットショップにおいて手数料率が3%違えば、利益への影響は非常に大きいです。
まとめ
- 機能と運営コストのバランスを重視→BASEがおすすめ
- 機能よりも運営コスト重視→STORESのフリープランがおすすめ
- 月15万円以上の売上げがある→STORESのスタンダードプランがおすすめ
どちらのサービスも簡単にネットショップ開設ができますが、はじめてしまうとページ作成やデザイン調整などが楽しく、かなりの時間を費やすことになります。追加機能もたくさんあり、それらの設定でさらに時間を費やします。
運営をしばらく続けてきたところで、「やっぱりあっちでショップ開設した方がよかったかな…」と乗り換えようと思っても、今まで費やしてきた時間がすべて無駄になります。1からまた作り直すのはしんどいです。
ですので、これからショップ開設をする方は、徹底的に悩んだほうが良いと思います。快適で使いやすいショップを是非見つけてみてください^^
https://liberalwoods.com/net-shopping/
https://liberalwoods.com/ec1/
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