【ゴルフ】心と身体には健康にとてもいい!認知症にも!

今や小学生が大人のプロと戦うほど広く親しまれるようになったゴルフ。極端にハードな動きがないことから、老若男女問わずにできるスポーツの一つと言えるのではないでしょうか。また、歩くことが多いので健康的なイメージがありますが、実際にゴルフをするとどのような効果があるのか気になるところですよね

中にはゴルファーの死亡率は、ゴルフをしない人に比べて40%も低いという研究結果も出ているそうです。そこで、今回は健康をテーマにゴルフをやり始めてどんな変化が起きるのかをご紹介してみます。

ゴルフは歩くスポーツ

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ゴルフ場に行くと、嫌でも歩きます。全部歩くと、1ラウンドで約30,000歩です。カートを使っても、約14,000歩になります。もちろん、コースや腕前によって歩数は前後します。厚生労働省が推奨している一日の歩数目標は男性8,000歩、女性7,500歩です。

ゴルフ場に行けば、一日の歩数をクリアします。芝がクッションになって、膝への負担も軽減しますしなによりも楽しく達成できます。この「楽しく」はとても重要で、ストレス発散にもなります。楽しいことにより、無理なく運動習慣を継続できます。

歩くことは間違いなく健康に良く楽しく歩くことが出来るゴルフは最高のスポーツです。

運動強度が少ない

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ゴルフは他のスポーツに比べ、運動強度が少ないスポーツです。その為、高齢になっても続けられます。また、持病を持っている方でも、体調に気をつければゴルフは長く続けられます。高血圧、メタボリックシンドローム、糖尿病などの予防・改善にも、ゴルフは効果的です。

悪いショットが出ても怒ったりせず、楽しむことをオススメします。怒ったりすると、余計ストレスになりますからね。いつまでも生き生きとした生活を送るにはゴルフは最適です。

ゴルフは認知症にも効果的

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高齢化社会で問題になっている「認知症」です。認知症予備軍を入れると、65歳以上の4人に1人が発症するという計算です。認知症にはなりたくないですよね。

認知症予防のためには

・食事

・運動

・睡眠

・人と会う

・頭を使う

などが大事になります。最近の研究の結果、ゴルフは認知症にも効果的なことがわかりました。ゴルフは頭も体も使いますし、人にも会います。確かにゴルフをされる方は元気でしっかりしている方が多いように感じます。

ゴルフは考えるスポーツです。1回のショットだけでも様々なことを考えます。残り距離、ライはどうか、クラブの番手、危険ゾーンはどこか、どこに打つのか、風は?どのようなショットを打つか‥

かなりのことを考え、決めて、実際にショットを打ちます。この「考える」ということが脳へ刺激を与え、認知症予防につながります。また認知症予防には運動が良いとされています。

ゴルフで歩くことにより、全身の血流が良くなり脳の機能も改善されます。仲の良い友人や、競技で初めて会う人などと一緒にプレーすることにより、脳の活性化を促します。一打一打しっかり考えてゴルフをするといいですね。

定量的な調査も

一方で数字的な効果として本当にゴルフって運動になっているの?体に良いの?という疑問について調べてみると、

アメリカの健康専門誌「The Journal of Sports Medicine and Physical Fitness」によると、中年男性のプレー中の平均心拍数は108(範囲92-121)拍/分でカロリーコストは4〜6 kcal / min、18ホール中の総エネルギー消費量は約960 kcal以上になったそうです。

カルボーネン法による計算式[目標心拍数=(220−年齢−安静時心拍数)×運動強度+安静時心拍数]だと、例えば50歳の男性にとっては運動強度40%程度の楽な運動とされますが、1時間のウォーキングが200-300kcalの消費と言われていますから、カートを使った場合(アメリカはカートのセルフプレーが主流なので)でも中高年の方がラクにカロリーを消費できる運動だと言えます。

武庫川女子大学健康スポーツ科学科の論文「乗用カート使用によるゴルフラウンドでの血圧,脈拍の変化」の論文によると、日本国内のゴルファーがカートを使った場合の平均心拍数は平均すると 107(18)拍/分で、カートを使わなかった場合のラウンド中の平均心拍数は 113拍/分だったそうです。

こうして見ると意外とカートと歩きの心拍数の差が少なく感じますね。健康のために歩くというのは、心拍数を上げて運動強度上げるというよりも、下肢の筋力を鍛えるという効果の方に影響しそうです。

また初心者ではやはり心拍数は高く、ラウンド経験が少ない方だと126 拍/分にもなると言われていますから、コースを訪れた緊張や、ボールを探し回ったり、傾斜を上り下りする疲労度はやはり相当なものですね。

また実際にショットの際にはこれに10拍/分未満の上昇しか見られないことから、ゴルフは軽度の運動を長時間に渡り行うカロリー消費の多い運動と言えると思います。

注意点も

ゴルフと健康「上級者ほど腰痛持ちはウソ!」 | Biz Clip(ビズ ...

ゴルフは間違った動きでスイングしてしまうと腰などの体への負担が大きくなってしまいます。長くゴルフをするためにも、一度はお近くのゴルフスクールを訪れてみることをオススメします。練習やラウンドの時は、準備体操や整理体操をしっかり行いましょう。

まとめ

グラウンド・ゴルフ」が健康に及ぼす効果について | うえるかむ丹後

今回はゴルフをすることで健康的な体を手に入れられる可能性をご紹介しました。

ゴルフはゆったりと楽しむ大人のスポーツというイメージがあるかもしれませんが、静かながらも全身を使うハードなスポーツと言えそうですね。これからゴルフにチャレンジする方、始めたものの未だにコースには出ていない方も続けることで思わぬ効果が得られるのでは?ゴルフで心身共に健やかになってナイスショットを決めて下さいね。

皆様のゴルフや健康のお役に立てば嬉しく思います^^

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