この記事をご覧になるあなたは、もしかしたら生きるのが辛くて、自分でもどう対処したらいいか分からずに、お一人で悩んでいませんか?
今回は悩んだ時の対処法を一つご紹介します。海外で仕事をすると言葉や文化の壁が多く、悩みの出口が見えず、八方塞がりでどうしようもない。それでも生きないといけない現実。生きる為に働かないといけないという現実。それは絶望的と思うかもしれません。
しかし、そんな時は「心の声を優先する思考」を参考にしてみてください。それによって、
- マイナス思考が止まり、
- 人間関係が改善し、
- 孤独感はなくなり、
- 生きる喜びを感じることができます
多くの人が悩んでいる共通点とその取り組みをご紹介することで、今悩んでいるあなたのお役に立てることを願っています。
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一時的ではない根本的な対処法
「運動する」「薬で治す」「休む」は一時的!?
「ストレスが多くてどうしたら良いのか?」と悩むことありませんか?
運動したら確かに気分が軽くなることがあります。
ただし、運動して生き辛さが解消するならば、生きるのが辛いと悩んでいる人は、みんなスポーツクラブに行ったらいいという結論になってしまいます。
同じく、薬で生き辛さが治るのならば、風邪薬を飲むのと同じ感覚で、生きるのが辛い人はみんな薬を飲むでしょう。
ところが実際、運動しても、薬を飲んでも気分が晴れないということがあります。
人間関係で悩んでいるのに、運動や薬で人間関係が変わるなんて、ちょっと変じゃないですか?
では、休んだら生きるのが辛いのは解消されるでしょうか?実はこれもNOです。学校を休む、会社を休む、休職する、無職になる、ニートになる、そしたら、どうでしょうか?
休んだら休んだで別の悩みが出てきます。
- 「私だけ休んで会社の人に迷惑をかけて申し訳ない」
- 「休んでいる自分は社会に適応できないダメ人間だ」
- 「こんなことではこの先将来生きていけないんじゃないか」
他にも色々と出てくるでしょう。
つまり、物理的に休んでいても頭が休まらないのです。だから、学校や会社を休んでも、頭の中は常にストレス状態ということですね。では、どうしたらいいのでしょうか。
一時的な対処法では何も変わらない!?
ストレス解消や心身の健康の為に、次のようなことが一般的に言われます。
- アロマやヨガ
- オイルトリートメント
- ヒーリングミュージック
- 入浴剤をお風呂に入れる
それを否定するつもりは全くありません。リラックス効果はあるでしょう。
あるいは、ストレス発散方法として、次のようなことがあるでしょう。
- カラオケで歌う
- やけ酒を飲む
- 食べまくる
- ひたすら寝る
- 音楽を聴く
- ゲームをする
いろんなストレス発散方法があると思います。それでストレス解消できているのなら、問題ありません。ただし、
それってその場しのぎな感じで、根本的に生きるのがラクになるかというと、そうではありませんよね?
リラックスする方法や、ストレス発散方法って、実はあまり役に立たないことが多いのです。
では、どうしたらいいでしょうか?
自分を変えるか、環境を変えるかしかない
幸せか不幸かというのは、生まれた時から性格と環境との相互作用によって成り立ちます。
- 性格=自分の考え方や立ち振る舞い
- 環境=自分を取り巻く人間関係。又は、家庭、職場や学校など、物理的な環境。
幸せに生きる為には、自分の性格、周りの環境どちらも大事になります。
例えば、環境が影響している場合として、理不尽で感情的な上司の下で働くのか、部下を信頼して丁寧に関わってくれる上司の下で仕事をするのかによって、ストレスというのは変わってきます。
つまり、自分が身を置いている環境はとても大事なんです。
特に理不尽な上司の下で過ごす時間が多い人は、できるだけ環境を変えることが必要になってきます。ところが、実際問題、環境を変えれないということが往々にしてあります。
- 今の職場の人間関係は最悪だけど、会社を辞めたら、次雇ってくれるところがあるか不安
- 新しい職場でまた一から覚えないといけない
- 転職しても人間関係がうまくいくか不安
- 今より雇用条件が悪くなるかもしれない
そうすると、転職活動をする気力がなかったり、漠然とした不安を感じるかもしれません。
環境を変えようにも変えれない。今の環境から身動きが取れない状況だと思います。
じゃあ、どうするか。それは、自分の思考を変えるしかないのです。
「自発的思考」を深掘りしよう
悩んでいる時は、思考を変える必要があります。
では、思考を変えるとは、どういうことか。悩みやすい人は、自分よりも他人を優先してしまう傾向があります。一般的には他人を優先する「利他」の考え方はコミュニケーションを図る上でとても重要です。
しかしその結果、ストレスや負担になっては元も子もありません。人のコミュニケーションのとり方にはそれぞれ向き不向きの適性があるからです。今回は、他人を優先するのではなく、自分を優先することですべてうまくいく「自発的思考」をご紹介します。
文字通り、他の誰でもなく、自分自身を最優先に扱うことなんです。
私たちは、どうしても、自分のことよりも他人を優先してしまいがちです。日本はそれを美徳とする文化が根強くあるためです。
- お願いしたいけど、嫌われるのが怖くてお願いできない。
- 嫌だけど、断れずに引き受けてしまう。
- 他人の意見に合わせてしまう。
- 相手に良い顔してしまう。
- 助けて欲しいけど、助けを求められない。
- 言いたいけど、言えない。
ここで挙げたのは、全て他人優先になっている状態と言えます。自発的思考とは、この逆です。
- 好きなことを好きと言う。
- 嫌なことを嫌と言う。
- 欲しいものを欲しいと言う。
- 欲しくないものは、欲しくないと言う。
- 言いたいことを、素直に言う。
このように、
他人優先を自分最優先に変えるだけで、生きるのが辛い状態は劇的に変わります。
ここからは、自発的思考について
- コミュニケーション
- 心の声と頭の声
- 自己否定と自己肯定
この三つの視点から、ご紹介していきます。引き続きご覧ください。
自発的思考のコミュニケーションとは!?
生きるのが辛いのは主にコミュニケーションにおいて、他人を優先してしまっていることにあります。
それを自発的なコミュニケーションに変えていくことで、生き辛さを乗り越えることができます。
相手と自分の発言の比率に注目
人と話をするときに、聞き役になることが多い人は要注意です。例えば相手が9割話して、自分は1割くらいしか話さないとか。自分は相づちを打つ程度で、自分のことを話さないとか。
聞き役になることが多いと、自分を表現する機会が少ないので、その結果、生きるのが辛くなります。
- 会議や飲み会ではあまり話さない
- 職場ではほとんど話さない
- 好きな人の前で緊張して話せない
人の話を聞いてばかりだと、ストレスが溜まる一方です。
自分を表現する最もシンプルな方法は、自分のことを話すことです。
好きなこと、楽しいこと、これから取り組んでみたいこと、嫌いなこと、悩み事、なんでもいいです。まずは自分のことを話してみよう。
相手に興味がなくていい
自分のことを認めて欲しいけど、認めてくれないから、相手に興味が持てないのです。
だから、基本的には興味のない相手と話す必要はありません。自分が興味のある人とだけ付き合えばいいのです。同じ目的や、同じ価値観、同じ考えを持った人、フィーリングが合う人と付き合うのです。
自分にとって興味のない人に必死に合わせる必要は全くないのです。
自分にとって興味のある人以外はどうでもいい、と割り切るくらいが丁度いい。それが自発的なコミュニケーションです。
自分を認めてくれる人に本音を言う
- 自分のことを攻撃する人
- 馬鹿にする人
- からかう人
- 嘲笑う人
- 恩着せがましい人
- 騙す人
- 自分を大切にしない人
そんな人から離れることです。そのような人に、心をオープンにしても、受け止めてくれないからです。
逆に、
- 自分のことを認めてくれる人
- 自分に興味を持ってくれる人
- 自分を大切に扱ってくれる人
を見極めることが非常に大事になります。
コミュニケーションは自分の勝ちパターンで勝負する
自発的なコミュニケーションとは、興味のない人や負けパターンでの関わりを減らして、自分のことを認めてくれる人と関わることが大前提。
苦手な人とはできるだけ関わらずに、自分が関わりたい人と積極的にかかわっていくこと。そして、そのうえで、正直に自分の本音を表現していくこと。
それによって、自分らしさを取り戻していくことができます。
生きるのが辛い時は、自分の中の「心の声」を最優先!
自分の中の「心の声」と「頭の声」
<ケース1>
心の声「洋食が食べたいなぁ」
頭の声「でも先輩が和食が食べたいと言ったので、まぁ和食でもいいか」
<ケース2>
心の声「豚カツが食べたい」
頭の声「でもカロリーが気になるしやっぱり蕎麦にしよう」
<ケース3>
心の声「夫と離婚したい」
頭の声「でも子供もいるし、今後の生活のことも、周囲の目もあるし、現実的には難しい」
おわかりでしょうか?
自分最優先とは、心の声を優先するということなんです。心の声を無視し続けてきた結果、混乱して訳が分からなくなって、生きるのが辛い状態に陥っているのです。
- 自分で決めれない
- 自分の意見がない
- 他人の目が気になって緊張する
- 自分に自信がない
- 生きていても楽しくない
このように陥るのは、心の声を無視して、頭の声を採用し続けてきたからです。
従って、頭の声を休めて、心の声を最優先して行動していけば、気持ちも軽くなり、人間関係も変わります。
心の声を優先できない要因
①世間一般の常識的な価値観
個性よりも強調性が重んじられる日本において、みんなと同じことをするを褒められる、ちょっと一人違うことをすると変な目で見られる。
そういう風習の中で育っているからやっぱり自分の心の声って犠牲にしがちです。結果協調性は高まりますが、主体性が失われて、価値観を見失い、幸福度も下がります。
- みんな頑張ってるんだから、すぐに仕事を辞めるなんて根性がない
- 感情的になってはいけない、敬語で丁寧に話さないといけない
- わがままを言ってはいけない
- 相手のことや周囲のことを考えないといけない
なんとなく、学校でも、会社でも、家でも、自分のことは後回しで、他人を優先しないといけないような雰囲気が常にありませんか?世間の常識や暗黙の了解に負けてはいけません。
②好かれたい(嫌われたくない)
- 会議で意見を言って責められたくない
- 「こいつはできない奴だ」と思われたくない
- 本音を言って、好きな人に嫌われたくない
- 好きな人と関係が終わってしまうのが怖い
- 自分の意見を言うことで、失敗したくない
私たちの根底には嫌われたくない、好かれたい、という衝動があります。だから常に「嫌われたくない」との戦いなのです。
でも、嫌われたくないからという理由で、自分の心の声を犠牲にし続けると、生きるのが辛くなります。
「嫌われたくない」これを基準に行動すると生きるのが辛くなるので、「嫌われてもいい」という前提で行動すると生き辛さから抜け出すことができます。
嫌われることよりも、自分を優先する。嫌われたとしても、死にはしない。嫌われたとしても、所詮他人。私は私の味方だ。くらいの主体性が必要です。
心の声を優先することが、心の健康を取り戻す
心の声、心の中の小さなつぶやき、自分の中の本音を大事にしてください。本当の声を無視しないでください。それは、嫌なことを嫌と言う。好きなことを好きと言うことです。
頭の声は世間の価値観や親の価値観を取り入れたものです。心の声はあなたの本当の声。
あれこれ考えて、自分の本当の心の声がわからなくなっているかもしれません。
そんな時は心を落ち着かせて、本当の心の声に耳を傾けてみてください。
どうか、あなたの心の声を押し潰さないようにしてください。
生きるのが辛い根底にあるのが「自分が嫌」
- 能力がない自分はダメだ
- 能力がない自分が嫌になる
- 容姿にコンプレックスがある自分が嫌
- うまく喋れない自分が嫌
- 人よりも劣っている自分が嫌
自分はダメな人間だ。自分のことが嫌い。
自分で自分のことを否定していることが、ある意味、悩みを作っているようなものです。
「自分が嫌」による様々な生き辛さ
自己否定はあらゆる悩みの根源にあると言っても過言ではありません。
- 仕事において、仕事で失敗してしまう自分はダメだ。責められても仕方がない。会社に迷惑をかけている。自分の代わりなんていくらでもいる。
- 恋愛において、もういい年だし、魅力がないから、モテないんだ。このまま生涯独身かもしれないと思うと寂しくて辛い。
- 「今の自分ではダメだ。もっと頑張らないといけない」そう考えると、一人の時間を落ち着いて過ごせなくなります。
仕事中も、恋愛関係においても、一人の時間も、自己否定は、常に自分にストレスを与えているのです。
- この先、仕事を辞めて転職しようかとか
- 好きな人とどう関わっていったらいいかとか、
- 一人の時間を楽しむためにどうしたらいいかとか、
それらは全部枝葉の話です。
まずは自分を好きになることです。自分を好きになったら、悩みの大半のストレスは気にならなくなります。
「自分が嫌」を「自分が好き」へ
「自分が嫌」「自分はダメだ」と思うことが悩みの根源の一つ。
だから、ありのままの自分を認めて好きになることが大事なんです。
- 能力がない自分でもOK
- 容姿にコンプレックスがあるが、そんな自分でもいい
- うまく喋れない自分でも、そんな自分が好き
- 人は人、自分は自分。自分は自分のペースでいい。
こんな風に自分を好きになることで、気持ちが楽になります。何十年と生きてきた自分。嫌なことがあっても、嬉しい時も、自分は自分でしかない。
生きている意味が見つからない場合
何もかもが嫌な時
- 何のために生きているのか?
- 生きている意味ってなんだろう?
- 生きている意味がわからない
そんな風に考えてしまうかもしれません。
おそらく誰もが一度は「何のために生きているのか?」という、生きる意味について考えたことがあるのではないでしょうか。日々、私も考えます。
そもそもの話ですが、なぜこんなにも生きる意味を考えてしまうのか。それは生きる意味がわかれば、もう少し頑張れる。
生きる意味がわかれば、生きていることに納得することができて悩みが軽くなる。そんな思いがどこかにあるかもしれません。
ところが簡単に答えが見つかる問いではないですよね。「なぜ生きる意味の答えがでないか?」
生きる意味の答えが出ない理由を記述した上で、生きる意味がわからなくても幸せに生きる秘訣をご紹介します。
生きる意味は常に変化している
生きる意味というのは、その時々によって変わるものです。ずっと固定したものではありません。
自分のことしか考えられなかった少年時代から、時間を経て大人になって、自分以外の他人の為に頑張るというのは、まさにその象徴と言ってもいいでしょう。
スポーツ選手が引退後、第二の人生として飲食店を経営したりするのも、その一例と言えるでしょう。
私たちがそれぞれ目指している目的地というのは、常に変わります。だからこそ、その答えを掴みにくいものだといえます。
生きる意味は自分で意味づけるもの
生きる意味は誰かが既に答えを用意していて、それを自分が見つけに行くようなイメージがあるかもしれません。しかし、実際はみんなが共通したものではなく、一人ひとり違います。
そして、生きる意味は自分で意味づけていくものです。自分が納得した答えを見出すものです。誰かが用意したものを生きるのではありません。
どこに向かって進みたいかは自分で目的地を設定する必要があります。誰かに目的を決めてもらうものではないのです。
生きる意味がわからなくても幸せになれる
私たちは意味づけするのが好きで、理由探しが好きです。でも、それをすると、自分の心が置き去りになって、「今この瞬間」を感じるということができなくなります。
詳しくは後述しますが、今目の前のことに集中して、その時のリアルな感情を味わうことができれば、生きる意味がわからなくても、幸せを感じることができます。
今必要なことは、考えるよりも感じることなのです。
進むべき目的地がわからなくても、「今が幸せ」それだけでも充分と言えるのではないでしょうか。
それでも生きる意味を見つけたいなら
生きる意味とは、少しニュアンスが違うかもしれませんが、自分が進みたい目的地を知ることは簡単にできます。つまり、「自分がどんな風に生きたいか」ということです。
生きる意味≒進むべき目的地≒どう生きたいか
どう生きたいか。言葉のチョイスや文面に多少の違いはありますが、ご相談者の多くが次のような目標を言われます。
「ありのままの自分で、安心して本音を言い、楽しく過ごします」
- ありのままの自分=自然体の自分
- 安心して本音を言う=自分を表現する
- 楽しく過ごす=今この瞬間の自分の気持ちを感じる
どうしても生きる意味を見つけたい人は、まずはこのような目標を立ててみるのもよいかもしれません。
「今の自分を好きになって、安心して自分を表現し、今を楽しく過ごす」
このような目的地にたどり着いたとき、またさらに新しい目的地が見えてきます。
なぜ「自発的思考」で生きづらさが解消できるの?
他人に圧倒されない
悩みの多くは他人に圧倒されている状態と言えます。
何か、他人のほうが存在が大きくて、自分のほうが存在が小さいような感じがしてしまう。例えば次のようなことです。
- 自分は大したことない
- 魅力的じゃない
- 自分には相手を満足させる能力がない
- 自分には価値がない
- 自分は他人に影響力を与えるような人間ではない
このような状態、このような関係性の時は、常に緊張状態で周囲に気を使っているので、何もしていなくても、人と一緒にいるだけで疲れます。
だから、一人で居るほうが楽なんです。だけど、一人で居ると寂しくて孤独を感じて、それに耐えられない。このような葛藤が生じます。
だから、相手に圧倒されている状態から、対等な関係に変えていくことで、人付き合いが非常に楽になります。
対等な関係とは、例えば次のような状態かもしれません。
- 私は自分の意見を自由に言ってもいいんだ
- 私は人から受け入れられている
- 自分にはできないこともあるけど、そんな自分もOK
- 私は大切な存在だ
- 私が居ることで幸せと感じる人もいる
このように他人に圧倒されず、対等な関係になれば生きるのがとても楽になります。
他人と対等な関係を築く為に最も重要なことは、「自分を好きになること」「本音を言うこと」です。
自分を好きになり、本音を言うことで、他人と自分に自信がつき、他人に圧倒されなくなります。
他人に圧倒されて生きてきた人は、本音を言わずに我慢してきたことと思います。
しかし、これからは我慢するのではなく、本音を言うことで生きるのが辛い状態が劇的に変化していきます。
悩みに圧倒されない
生きるのが辛くなる、もう一つの理由として、自分の中で悩みを大きくしていることがあります。
他人との関係ではなく、自分の中で、あれこれ考えすぎて疲れてしまうケースです。
- 上司や先輩にまた怒られるんじゃないか
- 失恋して四六時中、好きな人のことを考えすぎてしまう
- この先も結婚できないんじゃないか
- 毎日楽しくないなぁ~このまま生きていても楽しいことなんてない
こんな風に自分の中で悩みが膨らんで、しんどくなっている場合があります。
つまり、目の前のことに集中できず、「心ここにあらず」という状態です。何を食べても味気ないし、誰と話しても面白くない、仕事中も身が入らない、そんな状態かもしれません。
一言で言うならば、考えすぎ。頭の使いすぎ。だから、頭を休めて気持ちを感じる。
Don’t think.Feel.(考えるな、感じろ)ですね。
- 「あぁ~安心する」
- 「あぁ~落ち着く」
- 「あぁ~リラックスするなぁ」
- 「あぁ~居心地がいいなぁ」
最近、そのような体験をされましたか?自分の心を優先するというのは、自分の感情を優先するということです。
感情を優先して行動していくことで、ストレスがかなり減ります。
次項で実際にどのように感情を優先していくのか、その実際について述べていきます。
「自発的思考」の実践
他人に圧倒されている時
マインド編
自己主張できない理由を明確にする
なぜ本音が言えないのか。なぜ我慢してしまうのか。なぜ相手に合わせてしまうのか。その原因を突き止めて、変えていく必要があります。
では質問です。もしあなたが自分の意見を言ったり、本音を言ったとしたら、一体何が起きそうですか?
よくある例として
- 一言いったら10倍になって返ってくる
- 言ってもムダ
- 否定されて、関係が終わる
- 気まずくなって、職場に居づらくなる
自分を肯定しよう
- 私は自分の意見を言ってもいい
- 結果はどうなるかわからないけど、意思表示するだけ
- 意思表示する権利はある
- 自分の意見を言って、相手が不機嫌になるのは相手の問題だ
- 私は悪くない
- 私は上司の為に我慢して働いてるのではない
行動編
マインドを整えたら、自分を優先する為の行動をとることで、自分らしく楽に生きることができます。本音を言う、表現するといっても、抽象的なので、ここではもう少し具体的に見ていきます。次に挙げるのは一例です。
- 挨拶する―自分から挨拶をして、さらに一言何か言ってみる。笑顔で挨拶してみる。
- 雑談する―相手に興味を持ってみる。自分の趣味の話をしてみる。等々
- 断る―「嫌だなぁ」と思ったお誘いは勇気を出して断ってみる
- 誘う―自分からお茶やランチに誘ってみる
- 助けを求める―困っていることを表明して、助けを求める
- お願いしてみる
- 好きか、嫌いかを言ってみる
- 考えや意見を言ってみる
実践編
いつ、どこで、どんなタイミングで、誰に、どんな内容を、どのように話すか?上記の行動を自分事として考えてみよう。
ポイントは、どんな些細なことでもいいので、
- この人になら話せる
- この話題だったら話せる
- このタイミングだったら出来る
ということが大事です。
いきなり、苦手な人に言いにくいことを言うということではありません。安心して話せる人から実践していくのがポイントです。
悩みに圧倒されている時
ダメな自分を誰よりも好きになる
・過去の自分に手紙を書いてみよう
今まで頑張って生きてきた自分。人に怒られた時も、うまくいかない時も、一人で悩んでいた時も、様々なエピソードがあったことでしょう。
それでもここまで生きてきた自分を、ねぎらい、労り、褒めてあげましょう。
他人が知らない、あなただけが知っている、頑張ってきた自分。そんな自分にどんな言葉を掛けてあげますか?自分が自分に対して手紙を書いてみよう。
自分が落ち着いて安心すること
まずは安心感を感じましょう。生きるのが辛い時は、ストレスで常に身体が緊張しています。
日常的にストレスを感じている人にとっては大事なことは、まずは安心感を感じること。
- リラックスする
- 安心する
- 落ち着く
- 癒される
そんな感情です。あなたにとって何をしてたら、そのような感情を得られるでしょうか?
イメージしてみてください。あれこれ悩まずにリラックスして落ち着いて過ごしている自分を。それはどんな自分ですか?どこで、何をしていますか?
ここでは、ほんの一例を挙げてみます。これが正しいのではなくて、あなたオリジナルの答えがあるはずなので、それがどんな行動かを考えてみてください。答えはあなたの中にあります。
<ここで一例を挙げてみます>
- ハーブティーを飲む
- 公園でぼーっとする
- ヒーリング音楽を聴いてリラックスする
- お風呂にアロマを入れてみる
まとめ
今回は生きるのが辛い時の取り組みとして、「自発的思考」をご紹介しました。
- 安心して本音を言う
- 頭の声ではなく心の声を優先する
- 自分を好きになる
このような悩みを抱える方は、きっと物事の白と黒をはっきり分けたい方。また相手の思いやりが人一倍強い方なのだと思います。その分求めてしまうことも多い。
物事は器用に捉えることも大切です^^
一度深呼吸をして少し見つめ直してみてはいかがでしょうか?
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