こんにちは、フォリビーです。
今の時代ほど独立しやすい環境はありません。
とはいえ、間違ったやり方で成功するわけではありません。 正しい知識と方法で正しく行動を継続すれば、成功する可能性が高いということです。
今回は企業・独立に少しでも興味がある人に向けて、マインド面ではなく、具体的な起業・独立方法の「正しいやり方」を紹介いたします。
テーマは「固定経費を徹底カット!バーチャルオフィスからはじめよう」
可能性があると知っているだけで、会社員生活に不満を抱えている人は、明るい希望を持てるかもしれません。では早速いきましょう。
固定経費を徹底カット!バーチャルオフィスの経営ルール
会社を辞めて独立しようと思ったら、以下のようなオフィス機能が必要です。オフィス機能に必要なもの一覧
- 執務スペース
- 会議室
- デスク・チェア
- 電話
- PC
- ネット環境
- プリンタ
会社員をやっていると、つい忘れがちになりますが、オフィス機能を作るのは非常に手間を取り、お金もかかります。
独立を目指す場合は 「固定費は抱えたくない!」 「とにかく低コストでやろう」と誰もが考えます。
そして、色々調べていくうちにこの本に出会いました。
バーチャルオフィスとは、ネットだけでオフィス環境を整えることです。この書籍は、スーツケース1つで世界中を旅しながら、仕事をする起業家の話が載っています。この本は3つの経営ルールがあります。
コスパ最強バーチャルオフィスの経営ルール
- ルール① オフィスは借りない
- ルール② Webサービスをフル活用
- ルール③ 人を直接雇用しない
それぞれ解説していきます
ルール① オフィスは借りない
まず電源付きの静かで広いカフェを探して、作業場・会議室として利用しましょう。
仕事時間は、基本9:00~18:00で、以下のようなタイムスケジュールで仕事です。
タイムスケジュール
- 9:00~
…1か所目のカフェで、モーニングを取りつつ仕事 - 12:00~
…2か所目のカフェに移動、ランチして仕事 - 15:00~
…3か所目のカフェで打ち合わせ、終了後もそのまま仕事 - 18:00
…終業
カフェを利用することで、以下のような非常に多くのメリットが受けられます。
①清掃不要、いつもキレイで快適に過ごせる
②不要な人間関係を気にしない
③飲食費=経費になる
④気分でカフェを自由に変えられる *ここポイント!!
⑤エアコンなど、 電気代、水道代の負担がない
もはや良い点しかないです。フリーアドレスに慣れた方ならお分かりでしょう。そうでない方や自分の固定デスクが落ち着く。といった方は物事を俯瞰的にみませんか?
1回のカフェ利用で1人1000円ほどの為、1日約2,000円強使っています。
20日働いたら4万円かかるので、一見すると高いようにも見えます。
しかし、実際は飲食、電源、掃除不要、であればオフィスを契約するよりもずっと安いです。しかも気分と打ち合わせ先との移動にあわせれば無駄な交通費も不要ですし、毎日違う景色で仕事ができます。二人以上ならもっとコスパは上がります。
- 稼げた日はお洒落なカフェ
- 稼げなかった日はマックなどのファストフードと公園ベンチのMIX
と、変動賃料として刺激を与えるのもありです。
コロナでリモートワーク が主流と慣れば、無駄な外出を控えカフェ代はゼロになり、
「売り上げが立たないのに家賃を払わないといけない!」
という悩みを抱える必要もありません。
他にも、敷金・礼金も払ってないので、初期費用はゼロ。コワーキング等の入会金も不要。などのメリットもあります。
プリンタが必要な時は、全国に6万店ほどある社会のインフラ、コンビニを利用しています。めちゃ便利な時代です。「コンビニは最高のグローバルロジスティクス」ですね。
ルール② Webサービスをフル活用
基本、紙資料は廃止して、クラウドサービスや電子データのみで資料管理しています。
Web上のフォルダで、データのやり取りができる環境を構築しているので、非常に合理的です。ファイルキャビネットとして使えるWebサービス
などなど多数で困ることはありません
音声通話・チャット・会議などは、以下の無料で使えるコミュニケーションツールで完結しています。コミュニケーションツールとして使えるWebサービス
ひと昔前だったら、
- 初期コスト
- ランニングコスト
などで、多額の費用が発生していました。
海外、全国支社とも繋げるビデオ複数会議システムを導入しようとすると、非常に高いです。お世辞にも常時回線の安定も良いとは言えませんし。
あとはポータル的な日程の共有、予定の確認も問題ありません。スケジュール管理に使えるWebサービス
- Googleカレンダー
- サイボウズなどの各種クラウドサービス
Webサービスに接続できるネット環境さえあれば、お金をかける必要はありません。今の時代、電話もほぼしないですし。
ルール③ 人を直接雇用しない
経済環境の移り変わりが激しい世の中なので、人を雇用すると大きなリスクになります。とはいえ、人と協力しないと事業は拡大できないのも事実です。
アウトソーシングもBtoBはコスト比較が難しいのですが、今の時代はすごいですね。下記のプラットフォームがあるんです。
- フリーランスに直接発注できるサイト
- Webサービスやソフトで代用する
フリーランスの人たちに発注する
クラウドソーシング等を活用して、フリーランスの人たちに仕事を発注できます。
このご時世、ココナラなどの制作物(アイコン・動画・デザイン・Webサイト・作曲等)依頼サイトを使えば、相談、発注、決済のやり取りも容易です。
遠隔地にいても、先ほど紹介したチャットワークやZoomで、簡単に意思疎通が出来ます。
無料登録経理や日常のルーティンは外注し、自分達は「売り上げが立つ業務」に集中できます。
外注とオンライン自動化で、うまく経営する秘訣ですね。
Webサービスやソフトで代用する
更に税理士を雇用、契約しなくて済む以下のWebサービスやソフトはおすすめです。
個人の確定申告…マネーフォワード確定申告
法人の決算…税理士いらず
分からないことは、
- Webサービスの提供者
- 商工会議所
- 経営者仲間
に教えてもらえます。
税理士を雇わないだけで、年間40万円~50万円近い固定費削減ができます。とにかく固定契約を結ばなければ、固定費の支払いに悩まされることはありません。
もっと大きくなって安定したら、雇用契約を結べばよいので、駆け出しとしては非常に上手なやり方です。
あらゆる機能がネットで完結する時代
ビジネスをするには、色々な機能が必要です。ビジネスをする為に必要な機能として
- ①商品開発・製造部門(モノを作る)
- ②営業・マーケティング部門(モノを売る)
- ③経理・財務部門(必要なお金管理)
- ④総務部門(管理前半)
この4つの機能をネットで置き換えてみましょう。
①商品開発・製造部門(作る)
商品開発・製造は、売り上げのタネで重要部門です。
- PC
- ご自身のアタマの中
フリーランスの方であれば十分揃っています。
②営業・マーケティング部門(売る)
営業・マーケティング部門はWebサイトを作って、自分たちが作っている商品・サービスに興味を持ってくれる人を、自然と集客できる時代です。
更にSNSも使って、広告宣伝をさらに強化し集客しているようです。
- tiktok
わざわざ営業マンを雇わなくても、ネットだけで効率的に拡散できます
③経理・財務部門(お金の管理)
経理・財務部門は、以下のWebサービスやソフトを使い、帳簿付けだけ外注しています。
- マネーフォワード確定申告
- 税理士いらず
確定申告は、自分で勉強していきましょう。
④総務部門(その他事務)
総務部門は、リアルなオフィスを契約せず、Webサービスをフル活用することで、ほとんど不要です。
- ポータルで日程管理はクラウドサービス
- 備品不要
- 会議はLine,Skype,Zoom
最近はオンライン秘書サービスもありますね。
ビジネス機能にかかる維持費のまとめ
まとめると、彼らの事業運営費は以下の通りです。1か月でかかる事業運営費
オフィス代:月4万円(カフェ代)
Webサービス利用料:月1万円(通信費込み)
交通費:月1万円
書籍代:月1万円(プログラミング専門書)
外注費:月3万円
こぱん月間10万円で、年間120万円にも満たないコストです
外注ストップすれば、年間経費は90万円くらいになります。
つまり、運転資金が300万円あれば、3年以上も事業を継続できるのです。
経費の幅を抑えるということは、非常に強力なメリットだとわかります。
また、上記の経費には朝食代・昼食代も含まれています。
なので自宅家賃等が払えれば、生活できなくなることはありません。
こぱん非常に手堅いです。
一方で、現在の売り上げ見込みを除けば全て利益です。
前述しましたが、食費、通信費、交通費、書籍代などは法人経費で引かれています。
結果、節税になり、手残りはかなり多くなります。
ここまで低コストで、ビジネスが回る仕組みを作りつつ、以下のような人脈、ネットワークを財産としてを築いていけば、かなりのリスクヘッジになります。
- WebサイトやSNSフォロワー
- フリーランス同士のネットワーク
- 取引先との良好な関係
まとめ:バーチャルオフィスを立ち上げると小さく起業を始めることができる
今回はコスパ良く、起業・独立する方法の一例として、バーチャルオフィスを立ち上げる方法を紹介しました。
今回の例は、非常に低リスクで、効率よく稼げるスタイルの1つです。ひと昔前は
- 土地
- 金
- 人
- モノ
がなければ、事業は起こせませんでした。18~19世紀ごろ、鍛冶屋や縫製職人といった個人事業主は、産業革命・工業化などによって、機械・工場に仕事を奪われました。
仕事道具を使うには工場やオフィスまで行く必要があり、仕事道具の「一極集中」が世のトレンドになりました。今、大企業に勤めてる人が、通勤ラッシュにもまれて通勤してるのはそのためです。
ですが、今の時代は流れが変わり、仕事道具の「一極集中」から、仕事道具の「分散」へ逆回転してきています。組織ではなく、個人に仕事道具が戻ってきているのです。その結果、デジタルツールを使いこなすことで、世界のどこにいても、仕事ができる時代になりました。
今回お伝えしたいことは、
「時代の流れに乗ってデジタルを利用すればチャンスはいくらでもある」
その視座はあらゆるビジネスに活用できるということです。
起業・独立に興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください^^
この記事へのコメントはありません。