「サブスク」「サブスクリプション」って最近よく聞きます。皆さんはもう理解されているでしょうか。よくわからない~という方、実はサブスク型のサービスってすでに身の周りにたくさんあるんですよ。そしてどんどん増えてます。自分のライフスタイルにマッチすれば、生活がいまよりもっとお得に快適になる、それがサブスクの魅力です。
そんなサブスクの魅力をもっと知りたくなった方のために、メリットやデメリットと賢い使い方もご紹介していくので、参考にしてみてください。
◆「サブスク」って何?
「サブスク」とはサブスクリプションの略。「大辞林 第三版」では、
「製品やサービスなどの一定期間の利用に対して、代金を支払う方式」
このように解説していますが、「月額課金」や「定額制」という言葉の方が、なじみが深いかもしれません。
サブスクのサービス一覧
サブスクは主に音楽(music)や動画(movie)などのデジタルコンテンツを、スマートフォンやパソコンから利用するタイプのオンラインサービスが中心となっています。 以下はその一覧ですが、IoTや決済サービスの普及により飲食店のようにリアル店舗を構える業種でもサブスクリプション方式のサービスが次々と誕生しています。
サブスクで展開されているサービスの一覧
- 音楽配信(邦楽・洋楽・プレイリスト)
- 動画配信(映画・ドラマ・アニメ・コメディ)
- 読書系(雑誌・マンガ・ビジネス書)
- 飲食系(フレンチ・ラーメン・コーヒー)
- 乗り物(自動車・バイク)
- ファッション系(靴・バッグ・ネクタイ)
- サービス系(ランドリー・写真プリント)
- レンタル系(家具・家電・宝飾品)
- アプリ系(ゲーム・office・ウイルス対策)
- 人的交流(オンラインサロン・シェアハウス)
- 宿泊系(ホテル・マンション・古民家)
- 学習系(受験英語・英会話・幼児教育)
- 相談系(医療・法律・占い)
サブスクの具体例
身近なところで例を挙げると、「Netflix(ネットフリックス)」「Hulu(フールー)」などの動画配信サービスや「Apple Music」「LINE MUSIC」などの音楽配信サービスがサブスクリプションサービスにあたります。
また、「dマガジン」「楽天マガジン」などの定額制読み放題サービスや、「PlayStation NOW」のような月額課金で遊び放題になるサービス、「オイシックス」などの食品の宅配サービスもしかり。
会員登録することで動画見放題、音楽聴き放題など、さまざまな会員特典が利用できる「Amazonプライム」も例として挙がります。
断捨離やミニマリストブームにより、“モノを持たない生活”に移行する人が増えてからは、暮らしに必要な家具や家電、車、衣類、日用品など、幅広いジャンルへとサービスが広がっています
サブスクは使い放題とは違います
サブスクはよく「使い放題サービス」と勘違いされるケースがありますが、それは間違いです。 実は、サブスクリプションとは英語で「Subscription」と書きますが、語源的には「使い放題」という意味は含まれていないのです。 実際は、サブスク=「一定期間」に応じて「一定額」を支払う「会員制」のサービスという解釈が正しい意味になります。
◆「サブスク」サービス利用の5大メリット
「サブスク」サービスには数々のメリットがあります。多くのケースに共通したメリットを以下にまとめてみました。
1:好きなときに登録・解約可能! 気軽に始められる
比較的、安価で始められる上、いつでも解約可能なので、気軽に利用できるのが「サブスク」の強み。お試し期間が設けられているサービスも多く、自分に合うサービスかどうかを見極めてから導入することも可能です。
2:「○○放題!」はコスパがいい
たとえば映像や音楽の定額配信サービスの場合、DVDやCD1枚分の費用で複数の作品を視聴できます。毎月コンスタントに映画を見たり音楽を聴いたりする人には、お得でしょう。
3:まとまったお金がなくてもあこがれの生活が始められる
あこがれの車や家具のある生活を始めたいと思っても、すべてを購入するには、かなりの出資が必要になります。「サブスク」なら毎月の利用料だけでOK! なかには乗り換え/借り換え自在なサービスもあるので、ライフステージの変化にも対応。
4:ソフトウェアなら常に最新版が使える
「Adobe(R) Creative Cloud」や「Office365」に代表されるソフトウェアの「サブスク」サービスなら、アップグレード版を購入しなくても常に最新版のソフトを使えます。
5:手間いらずなので忙しい人にぴったり!
食料品や衣類、日用品の「サブスク」サービスを活用すれば、買い物に行く手間を省くことが可能です。場合によっては、毎日の献立や洋服のコーディネートに迷う必要もなくなるかもしれません。
◆サブスクを活用する注意点
「サブスク」サービスの費用は固定費になるので、変動費(流動費)を減らすことはできますが、便利だからといって次々登録していくと、固定費が膨らんでしまいます。
利用頻度の低いサービスがあれば、一思いに解約するのも手。たいていのサービスは再登録も可能なので、必要になったときに再開すればいいでしょう。
月ごとの支払いならば、契約の見直しも簡単です。年に1、2回は利用中のすべての「サブスク」サービスを洗い出し、コスパと使用頻度の両面から見直したいものです。
まとめ
サブスクは今や映像や音楽だけではなく、飲食やファッションなど幅広い業界から続々と展開されるものとなりました。
サービスを利用するには、まとまった金額を支払わなくてはならないので「高い」と思う人もいるかもしれません。しかし賢く使えばお得になりますし、総合的に見て無駄が出なくて済むということもあります。特に高いものや長く使うもの、利用頻度の多いものをサブスクでという使い方が1番メリットがあるでしょう。
今後もっとサブスクリプションという名の定額サービスをリリースする企業も増えるでしょう。「サブスクが当たり前」になる時代がやってくるかもしれません。
ぜひ本記事を参考に、さらに充実した生活を送るヒントにしてみてくださいね^^
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