【2020年夏休みの過ごし方】withコロナの夏休みはどう過ごす?家庭でできる快適な夏休みの過ごし方

世界的な新型コロナウイルス感染拡大の収束が見通せないまま、今年はいつもと違う夏を迎えようとしています。子供のいる家庭であれば、例年夏休みの計画を立て始める時期なのですが、今年は多くの学校で夏休みが短縮されるうえ、どこに出かけても感染対策を第一に考えなければなりません。おまけに海外に出かけようものなら、突然の感染拡大で帰国できなくなるかもしれません。

そんな事情とリスクを考えれば、今年は自宅でビデオ三昧というのも一つの選択肢でしょう。「旅行に連れて行って」とせがむ子供も、「新型コロナが心配だから」といえば、おとなしくなるかもしれません。

しかし、新型コロナウイルスに負けない体力をつけ、健康に日々を過ごすには運動だけでなく、気分転換も大切。非日常的な体験でストレスを発散することも必要です。

そこで、今年の夏休みを楽しく過ごす方法として、気軽に外出できない中で子どもたちとも夏休みらしい思い出を与えるにはどうすればいいか? 今回はそんな「夏休みの過ごし方」についてご紹介します。

「旅行に行きたい」は3分1にとどまる

共同通信がケーブルテレビのJ:COMの投票機能を使って「今年の夏休み、どう過ごす?」と尋ねたところ、回答のトップは「自宅で過ごす」で86%を占め、「国内旅行する」は11%、「帰省する」も4%にとどまったそうです。

また、リサーチ会社の日本マーケティングリサーチ機構がインターネットを使って、夏休みに旅行に行くかどうか調査したところ、「行きたい」と答えた人は33.46%、「まだ不安なので行きたくない」と答えた人が38.65%だったそうです。

この異なる2つの調査から浮かび上がってくるのは、3分の1ほどの人が「夏休みには旅行へ行きたい」と考えているけれども、「やっぱり無理だろうか」と感じている人がほとんどだという現状でしょうか。

確かに新型コロナウイルス感染症の特効薬も開発されていない現状では、旅行に出かけるのは不安です。ましてや海外はリスクが大きすぎます。でも、工夫次第では旅行気分が味わえるかもしれません。

夏休みの思い出を家庭で作るアイデア

例年は夏休みにレジャーや旅行などの家族イベントを実施してきたけど、新型コロナウイルス感染拡大防止のため今年は控えたい。でも、そうすると家族のイベントが作れない…とジレンマを抱えている方も少なくないことでしょう。そこで、次のようなアイデアで夏の思い出を作ってみるのはいかがでしょうか。

ビニールプールとテントで本格「おうちキャンプ」

夏休み,おうちキャンプ

アウトドアレジャーの代名詞であるキャンプや水遊びも、準備や工夫さえすれば自宅で楽しむことができます。最近は気軽にアウトドア気分を満喫できる「おうちキャンプ」が人気ですが、夏休みに丸1日かけて本格的にキャンプを再現してはいかがでしょうか

飯盒(はんごう)でご飯を炊き、バーベキューグリルで肉や野菜を焼き、ビニールプールで水遊びを楽しみ、暗くなったらランタンの明かりの下で語り合い、庭やベランダにテントを張って屋外の空気を感じながら一夜を明かす…。大自然の中で行うキャンプとは若干勝手が違いますが、そうしたギャップもまたコロナ渦の夏らしい思い出として記憶に残ることでしょう。

親子で一緒に料理教室

五感が鍛えられるだけじゃない! 集中力や思考力も高まるメリット ...

ホットプレートでのたこ焼きなど参加型料理を家族で楽しむのもいいですが、子どもが普段はゆっくり取り組む機会のない料理づくりにチャレンジできる場を設けてみるのはいかがでしょうか。

家庭工房

夏休み,親子工作

夏休みに子どもが親を巻き込んで奮闘する“家庭の年中行事”といえば、工作や観察などの自由研究。今年の夏は夏休みの短縮によって自由研究がない学校も少なくないでしょうが、宿題とは別に親子で工作を楽しんでみませんか。

宿題用に作るものとなると年齢に応じた難易度に落ち着きがちですが、パパ主導ならDIYやプログラミングロボットなどちょっと難易度の高いものを選んでみてはいかがでしょうか。パパに全面的にサポートしてもらいながら、自分一人では作れない難しいものをしっかり完成させれば、子どもの自信や達成感につながるはず。また、パパが頼もしく指導しながら親子で協力し合うモノづくりは、絆を育む濃密なコミュニケーションの時間になるでしょう。

オンラインを活用!おうちで世界を旅しよう

オンライン旅行サービス「Travel At Home」、ベトナム、インドネシア ...

国内といっても、やはり旅行は不安だという人も多いでしょう。そうした人たちには、オンラインツアーをお勧めします。自宅にいながら、旅行気分が味わえるオンラインツアーが今、人気を集めています。

オンラインツアーとは、自宅にいながら、オンライン会議システムを使って観光地を巡り、景色やイベントなどを楽しめるサービス。現地の人や参加同士で会話やチャットをすることもできます。

通信環境さえそろえば、だれでも参加でき、ウイルス感染を心配する必要もありません。観光地や施設をめぐるだけでなく、バスや電車に乗ったり宿泊したりしている気分も味わえるなど、企画する側もさまざまな趣向をこらしています。

バーチャル旅行

人気観光地にバーチャル旅行しよう! | J:PLUS - たのしいこと、全力応援

まだ海外旅行は制限があるため、今は行きたい旅行先について調べたり、海外の旅行先の映像を見て楽しんでみるのはいかがでしょうか。自宅で旅行気分を楽しみたい人におすすめなのが、バーチャル旅行を楽しめるサービスです。

エクスペディア

世界の大手総合旅行ブランドの一つであるエクスペディア(www.expedia.co.jp)は、外出自粛期間中の2020年4月の間に、2020年10月~12月チェックインで検索された海外旅行先ランキングを発表しました。

日本人はビーチリゾートを求めている!? 1位は日本人が大好きなオアフ島!
expedia.co.jpより

緊急事態宣言は解除されたものの、未だ自由に海外旅行を楽しむことは難しい状態にあります。一方で、多くの人が海外旅行を夢見て、未来の日程で検索しています。

外出自粛期間中に2020年10月~12月チェックインで検索された海外旅行先ランキング※上記を見ると、1位は日本人から 絶対的人気を誇るハワイの「オアフ島」となりました。さらに 「バリ島」、「グアム」、「モルディブ」、「プーケット」、「ハワイ 島」など、ビーチリゾートが楽しめる旅先がトップ10の多くを占めています。これは通常のランキングに比べて、都市への旅行よりも多くビーチリゾートがランクインする結果となりました。また国内旅行先の検索ランキングにおいても、1位は沖縄となりました。

「自宅で楽しむ現地ツアー

エクスペディアでは、自宅にいながら刺激的な旅行気分が味わえる「バーチャル旅行」を集めた「自宅で楽しむ現地ツアー」ページを開設しました。

青い海や壮麗な山々といった大自然に加え、有名な遺跡や建築といった必見の観光スポットはもちろん、世界最高峰のミュージアムやコンサートなど、自宅で楽しむ現地ツアーを取り揃えています。
新型コロナウイルス感染症によって不安を抱えたり、旅行が制限されることでストレスを抱えている人が 多くいるなか、本ページの開設によって、旅行がしたいと思う皆様に楽しんで頂き、気分を高めて頂きたいとしています。

「自宅で楽しむ現地ツアー」ページでは、バーチャルミュージアムツアーをはじめ、オペラやバレエなどのオンライン観劇や、世界中の見逃せない観光スポットの探索など、エクスペディアが厳選したバーチャル旅行を提供しています。

■ミュージアム
文化を学びたい方は、ルーブル美術館や大英博物館といった世界最高峰のミュージアムに加え、三鷹の森ジブリ美術館や福井県立恐竜博物館など国内で人気のスポットが楽しめます。

■自然&アウトドア
大自然に癒されたい人は、美しいトロピカルノースクイーンズランドの玄関口ケアンズや、ミステリアスなクスコ&マチュピチュに加え、美しいサンゴ礁が生息する沖縄の国立公園など、動画で世界が誇る大自然を巡る内容です。

■ミュージック& シアター
オペラ「トゥーランドット」などの舞台芸術に加え、文楽などの伝統芸能の魅力ある映像を楽しむことができます。

■考古学的スポット
ギザやチチェンイツァのピラミッドをはじめ、イースター島のモアイ像など、有名な遺跡を巡って、神秘的な古代文明の世界を探ってみては。

■建築
タージ マハルやガウディの最高傑作サグラダ ファミリアに加え、国内の人気観光スポットである金閣寺や東大寺といった有名な建築を見てみましょう。

エクスペディア「自宅で楽しむ現地ツアー」 

まとめ

いかがでしたでしょうか?新型コロナウイルスで新しい生活様式を余儀なくされる日々が続きますが、工夫次第て楽しい夏休みの思い出づくりは可能です。ましては今ではオンラインという新しい旅の様式も生まれました。

感染症対策のために自粛することも大切ですが、健康のためにはストレス発散も肝心。どんなことでも工夫次第で楽しむ方法は、きっとあるはず。みなさんも知恵を絞って楽しく、有意義に夏休みを過ごしてくださいね^^

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